学術集会会長挨拶▷ ページを更新する

日本医療マネジメント学会
第25回熊本支部学術集会の開催にあたって

時下、益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。

さて、この度、2023年3月11日土曜日にくまもと県民交流館パレアにて日本医療マネジメント学会第25回熊本支部学術集会を熊本市民病院の担当で開催させて頂くことになりました。

日本医療マネジメント学会はクリティカルパスを主軸に「医療安全」「医療連携」「医療の質」などをテーマとして、医療に携わる全職種の方々が参加する学会です。本県においても2000年に第1回目の支部学術集会が国立熊本病院の担当で開催され、以後現在まで熊本支部の先生方のご努力で、県下医療機関の持ち回りとして開催が継続されています。

しかし、新型コロナウィルス感染症の拡大は本学術集会の開催にも大きな影響を及ぼしており、第22回開催(くまもと森都総合病院担当)は誌上開催となり、第23回(阿蘇医療センター担当)及び2022年の第24回(熊本赤十字病院担当)は完全Webによる学術集会開催となりました。現在も新型コロナウィルス感染症の発生状況は予断が許されない状況にあり、その影響が懸念される中での学術集会開催は多くの不確定要素が伴いますが、今回は厳重な感染症対策をした上で、現地開催・対面開催を目指すことと致しました。

今回のテーマは「PFM(Patient Flow Management)の改善への取り組み」とさせて頂きました。PFM(Patient Flow Management)とは入退院マネジメント強化の手法のことで、決して新しいコンセプトではありませんが、医療界における働き方改革や病院経営の改善などが求められている今日、益々PFMの充実が重要となっています。再度PFMを見直し改善へ取り組むことが重要ではないかと考え、今回のテーマとさせて頂きました。

シンポジウムはこのテーマで5施設から発表頂きますが、まず基調講演としてPFMの第一人者である佐久総合病院の西澤延宏先生にご講演頂き、また特別講演として大変優れた入退院支援体制を整えている済生会熊本病院の中尾浩一院長にも御講演賜ります。また以前のように各種の一般演題、ポスター、クリティカルパス展示会場も設置予定です。

コロナ感染症対策で医療関係者は日々奮闘され、大変な状況であると思います。しかしそのような中においても、高齢者社会における医療改革、デジタル化、経営効率化が刻々と求められています。より質が高く安全で効率的な医療を目指すために、多数の皆様にご参加頂ければ幸いです。

どうぞよろしくお願い申し上げます。


日本医療マネジメント学会第25回熊本支部学術集会
学術集会会長 相良 孝昭
熊本市立熊本市民病院 院長

事務局

日本医療マネジメント学会第25回熊本支部学術集会事務局
〒862-8505
熊本市東区東町4-1-60
熊本市民病院 担当:総務企画課 鳩野
TEL:096-365-1711
FAX:096-365-1712

運営事務局

日本医療マネジメント学会第25回熊本支部学術集会運営事務局
〒862-0975
熊本市中央区新屋敷1-14-35
クロススクエア熊本九品寺7F-F
学会サポートセンター熊本
(株式会社コンベンションサポート九州)
TEL:096-373-9188
FAX:096-373-9191
E-mail:
jhm25kumamoto@higo.co.jp
arrow_upward

トップ